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皮膚科で行われるニキビ治療について

ニキビは皮膚科で治療するのも1つの方法です。
皮膚科では抗炎症(抗炎症剤)と殺菌(抗生物質)の処方が基本となります。

 

 

ニキビは皮膚科で治療するのも1つの方法

 

ニキビはアクネ菌などの細菌が毛穴で増殖をして炎症を起こす、
感染症の一種です。

 

ほとんどのニキビは自宅で化粧品を使ってケアすることで治りますが、
病院の皮膚科で治療するのも1つの方法です。

 

皮膚科でのニキビ治療は、投薬が中心となります。
皮膚科で処方される薬は大きく分けて、ニキビの炎症を抑える抗炎症剤と、
細菌を殺菌する抗生物質の2種類となります。

 

内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)の両面から対処する場合がほとんどです。

 

 

皮膚科で処方される薬の主な種類

 

抗生物質

 

抗生物質はニキビ原因菌に直接作用し、
原因菌の増殖を抑えたり、死滅させたりする薬です。
ニキビにかぎらず感染症一般に対して用いられ、症状の改善に効果があります。

 

抗生物質には大きく分けて、
マクロライド系、テトラサイクリン系、セフェム系の3種類があります。

 

抗生物質は感染症治療に効果がありますが、
治療を続けると細菌が薬剤耐性を持つのが大きな欠点です。
薬剤耐性を持った細菌は、その抗生物質が効かなくなります。

 

薬が効かない状態は非常に危険なため、
抗生物質を安易に使用するのは避け、
医師の指導のもとに使用する必要があります。

 

また抗生物質は、妊娠中には使用できません。
女性はニキビ治療に皮膚科を受診する前に、
妊娠しているかどうかを確認する必要があります。

 

アレルギー体質の人は抗生物質にアレルギーを起こすことがありますから、
必ず医師に伝える必要があります。

 

内服薬
マクロライド系抗生物質

・商品名 クラリシッド、ルリッド
・特徴 効果は比較的穏やかで、副作用が少ないのが特徴です。
・副作用など まれに胃痛や吐き気などがある場合があります。

 

テトラサイクリン系抗生物質

・商品名 ミノマイシン、ビブラマイシン
・特徴 他の抗生物質に比べ、薬剤耐性がやや高いといわれています。
・副作用など 腹痛、胃痛、下痢などを起こすことがあります。

 

セフェム系抗生物質

・商品名 バナン、セフゾン、フロモックス
・副作用など 腹痛や下痢、発疹などが起こることがあります。

 

外用薬

抗生物質を塗る場合、薬剤耐性を避けるためにニキビ部分にのみ用い、
まわりの部分にはできるだけはみ出さないようにする必要があります。

 

リンコマイシン系抗生物質

・商品名 ダラシンTゲル、ダラシンローション
・副作用など
強いかゆみをともなったり、肌が乾燥したりする場合があります。

 

ニューキノロン系抗生物質

・商品名 アクアチムクリーム、アクアチムローション
・副作用など
リンコマイシン系にくらべ副作用は少ないのが特徴ですが、
効果もやや落ちるといわれています。

 

 

抗炎症剤

 

抗炎症剤はニキビの炎症をしずめ、痛みを抑えます。

 

内用薬

・商品名 ブルフェン
・特徴 非ステロイド系の抗炎症剤です。
・副作用など
副作用は少ないのが特徴ですが、
消化性潰瘍や血液の異常がある人は使用できません。

 

外用薬

・商品名 スタデルムクリーム
・特徴 非ステロイド系の抗炎症剤です。
・副作用など 発疹・かゆみ、刺激感などがある場合があります。

 

 

皮脂分泌抑制剤

 

ニキビは皮脂が過剰に分泌されることにより発生しますので、
皮脂分泌抑制剤が処方されることがあります。

 

女性の場合には、ホルモンバランスが乱れることにより、
皮脂の過剰分泌が起こる場合があります。

 

その場合にはホルモン剤が処方されます。

 

内服薬
ビタミンB6、ビタミンC

・特徴 ビタミンB6、ビタミンCともに、皮脂の分泌を抑制する働きがあります。
・副作用など ビタミン剤ですから副作用などは特にありません。

 

メサルモン-F

・特徴
ホルモンバランスを改善するために、女性ホルモンや微量の男性ホルモン、
甲状腺ホルモンなどが配合されています。
・副作用など
副作用は少ないのが特徴ですが、吐き気や下痢、生理不順、
不正出血などが起こる場合があります。

 

低用量ピル

・特徴
ピルは避妊を目的とする薬ですが、女性ホルモンがバランスよく含まれるため、
ホルモンバランスの改善にも用いられます。
・副作用など
体重増加、便秘、倦怠感、頭痛、吐き気などが起こることがあります。

 

外用薬
イオウカンフルローション

・特徴
皮脂分泌抑制、アクネ菌殺菌、角質柔軟化などの効能を持つ、
イオウが配合されたローションです。
・副作用など
肌を強く乾燥させるため、かならず化粧水で保湿してから、
ニキビ部分にのみ使用します。

 

漢方薬

上記の薬がうまく効果を発揮しない場合、病院で漢方が処方されることもあります。

桂枝茯苓丸

・特徴
血行をよくし、全身の熱のバランスを整えることで炎症をしずめる効果があります。

 

当帰芍薬散

・特徴
ホルモンバランスを整えることにより、皮脂の過剰分泌を抑制する効果があります。

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